ここで明確にしておかなくてはならないことは、与党は今度の参議院議員選挙の結果がどう出ようと選挙後には消費税を上げることに腐心をし、霞ヶ関の体制はなんら変わることもなく、御手洗経団連の要求の通りに法改正が行われていく。それを阻止していくためにはなんでも良い（節操がないといわれても良い）、赤城お坊ちゃんの議員宿舎の不正利用のような細かいことも全部含めて突き上げ、ことと次第によっては国会周辺、霞ヶ関への示威行動も辞さず、衆議院を解散に追い込んで、その選挙でひっくり返すしかない・・・と考えると行く手は長く、粘りが必要なんだなぁと長嘆息であるが、そうしないと「いよいよ困ったらその辺の国民から取り上げれば良いんだから」「左様でございますなぁ、あっはっは！」と霞ヶ関と高笑いするに決まっているんだ。所得税の累進化の促進、法人税のもとへ戻すこと、そして、何よりもかによりも霞ヶ関を中心にしてインクリメンタリズムを徹底排除させなくてはならない（あぁ、書いているうちにどんどん興奮して来ちゃったぞ！）。
