ほぼ足りてまだ欲 その先

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クールビズ

 民主党の西岡が「クールビズという格好で国会に出るのは制服を着て見学に来る子どもたちに失礼だ」といったそうだ。時代錯誤であることには間違いがないかも知れない。しかし、スーツ以外に似合う格好を身につけることのできない人種がただそれまでのスーツ姿からネクタイだけを取り去った姿で、それがクールビズだ、というのはあまりにも芸がなさ過ぎる。それは暑さ対策の格好ではない。その場しのぎの格好という。そうかといって西岡のようにみんな明治の文明開化に戻れとでもいわんばかりの提案もどうかと思う。しかし、日本のフォーマル・ウェアを論議するきっかけにはなる。幸い今年の日本の夏はむちゃくちゃ熱い。思いっきり涼しい格好をするという方向に動くべきだ。そうすれば地下鉄をあんなに寒くしなくてもすむはずだ。大体ネクタイをして、上着を着た連中に対応するエアコン状況を創り出すのは全く馬鹿馬鹿しい。阿呆臭い。そのためにはそんな格好をしてとてもスマートに見える人たちからそんな格好をして貰わなくてはならない。そもそも永田町の連中はどんな格好をしても格好良く見えないのだもの。ネクタイをして、上着を着て万全のプロテクションをしないと見られないのだもの。あの明治の文明開化に乗っかって造った議事堂にはどうしてもくだけた格好になじまない。この際、首都移転して椰子の葉で葺いたようなデザインの国会議事堂を造ればよいのではないだろうか。そうすればアロハでも似合うじゃないか(・・冬はどうするのか・・・はわからんなぁ)。

時事通信 2007/08/10-20:51 ネクタイ着用を撤回=身内からも批判、西岡・参院議運委員長
 西岡武夫参院議院運営委員長(民主)は10日の同委理事会で、自ら提案した「本会議場、委員会室でのネクタイ着用義務化」を議題として取り上げなかった。次の協議日程も示さなかったため、提案を事実上撤回したとみられている。西岡氏は9日の理事会で、ネクタイ着用義務化を話し合うよう求めた。しかし、本会議場などでネクタイを外すクールビズは、参院でも広く浸透しており、各党理事が困惑。民主党からも「勝手なことをされては困る」との批判が出ており、西岡氏も提案を引っ込めざるを得なかったようだ。

あえなく撤回!