ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

エラ・フィッツジェラルド

 くだんの「We All Love Ella」を遂に入手。冒頭が本当に若いころのエラを彷彿とさせるナタリー・コールの「A-Tisket, A-Tasket」でもうこのアルバムは充分満足できてしまうというのは思いこみが甚だしすぎるだろうか。こうしたトリビュート盤、あるいはメモリアル盤、あるいはトニー・ベネットの80歳お祝い盤なんかに必ず登場するのはk.d. langであり、Stevie Wonderでなくてはならないが、ここにも登場。
 もうひとつはすっかり白髪となってしまったKenny Burrellの75歳記念ライブである。なにしろ私にジャズを知らしめたのがこの人で(ただ単にお茶の水のジャズ喫茶で初めて聞いてジャズに目覚めただけだが)、後に軽薄にもautographyを頂いて有頂天になったことがあるという、これは純粋にファンとしての止むに止むことのできない行動である。