水曜日だったから学校に行く。一週ごとに人が減ってくるなぁと思っていたけれど、今時の学生は後から後からだらだらだらだら入ってきて、最後には前の方も結構埋まっていた。寝ててもいいから席をふたつ占拠するのは止めろといいたい。先生が非常に丁寧に先週の質問に答えてくださって、恐縮だった。アダム・スミスがスコットランド出身で「国富論」の終わりの方でEnglishに対する辛口を書いているという話が出た(Oxfordでは自分の授業に自信がないから出席なんか取る奴がいる、とかなんとか)。それならと終わってから図書館に行って岩波文庫の国富論(単行本を手にしてしまうと重たかったりするから)を捜したらものの見事に誰かに持って行かれていた。
図書館で、
先日保阪正康氏の話に出てきた「文藝春秋」2006年3月号と10月号に掲載の座談会をコピーしてきた。3月号「白熱の大論争 危機の皇室三つの謎」櫻井よしこ、篠沢秀夫、高橋紘、松崎敏彌、保阪正康、竹田恒泰。6月号「白熱の大討論 平成皇室の危機は去ったのか」櫻井よしこ、篠沢秀夫、高橋紘、松崎敏彌、江森敬治、保阪正康。
- 「東京裁判とオランダ」L. van Poelgeest著 水島治郎・塚原東吾共訳 粟屋憲太郎解説 みすず書房 1997.05:レーリンク絡みのものを何か読んでみたいと思っていた。
- 「脱走の話 -ベトナム戦争といま」吉岡忍・鶴見俊輔 編集グループSURE 2007.04:2006年12月23日に開かれた公開寺子屋「ベトナム戦争って、何? - 自分で考える今の世の中」の記録を元にしたものであるとしてある。第1巻井波律子(中国文学者)『「論語」を、いま読む』2005年12月、第2巻作田啓一(社会学者)『欲動を考える』2006年2月 第3巻那須耕介(法哲学者)『ある女性の生き方〜茅辺かのうをめぐって』2006年4月 第4巻山田稔(作家)『何も起らない小説』2006年6月 第5巻 加藤典洋(文芸評論家)『創作は進歩するのか』2006年8月がすでに刊行されているという。