ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

外出

 体力も回復傾向だし、涼しいから、今のうちにと思って、外出した。足下がフラフラする。雨も、ほとんど降っていなくて、都営地下鉄で街中の大型書店に行ってみた。そういえば本屋に一ヶ月以上も行っていない。見たことのないタイトルの本がやっぱり目につく。相変わらず、極右の日本会議メンバーがでっち上げた本がまだまだ出ている。
 私が徹底的にマークしている保阪正康著本がいくつか出ていたのだけれど、ほとんどが再出版ものだった。

昭和陸軍の研究 上 (朝日選書)

昭和陸軍の研究 上 (朝日選書)

 1999年に最初に出版された「昭和陸軍の研究」が今度は朝日選書になって出てきた。2006年に朝日文庫になったものである。これは甚だ大著であって文庫版もそうだけれど、今度の選書も手に持ってまずびっくりしてしまう。 全然知らなかったのだけれど、7月の日曜日の早朝にNHK第2ラジオで放送されている【こころをよむ「近代日本人の精神史」】で保阪がラジオで語っているんだそうだ。4-5-6月の新宿・朝日カルチャーセンターでの保阪の講演はこれが下敷きになっていたんだと知る。まえがきをよく読むと、安倍晋三の政治家としての資質を激しく批判しているのが良くわかる。 保阪正康の本が講談社現代新書から出たのは随分珍しいような気がする。イヤ詳しく見たわけじゃないけれど。半藤一利との共著が一冊あったか。随分昔に2冊くらいはあったか。彼はなぜか、いろいろな出版社からだす。東條英機瀬島龍三についてはそれぞれ今までに書いておられるて、中身は濃い。NHKらじるらじるの聞き逃し番組で聴けるのだけれど、聴ける時期がとても短いので、慌てて集中して聴く。
骨が語る兵士の最期 (筑摩選書)

骨が語る兵士の最期 (筑摩選書)

 ちくま選書。