ヒューマン・シールド神戸の吉村誠司が今日支援機材を持って中国入りすると今日昼前のTBSテレビで報じていた。彼のウェブサイトを見るとこの他にもテレビ東京からも取材を受けたと書いてあるからテレビ東京でも報じられたのかも知れない。吉村誠司はかつて「神戸元気村」として活動をしていた人で、神戸震災の時に大変な活動をしたと聞いている。TBSでは防災システム研究所の山村武彦が出演して「トリアージ」について説明していたが、被災者を救出した段階で「重症度と緊急性によって分別し、治療の優先度を決定する（ウィッキペディア）」という考えで、実際には四色のタグを患者に付けて治療の優先度を決めるというものだ。そうしないと治療担当者の絶対数が払底している状況下では今すぐ手をつければ助かる命をあたら失ってしまうということになりかねない。しかし、実際に神戸でその状況に直面したという吉村誠司の話を聞くと、どうしても決断をしなくてはならない現場は相当に辛いものになるのだそうだ。今目の前にいるこの患者を助ける方にカテゴライズするのか、あるいは諦めなくてはならないという決断をするのかという瀬戸際は今想い出しても辛いと彼はいう。あれから7-8年後に彼が学生を前に話をした時に、そのあとビデオを見せた。その間彼は座り込んで涙を流していたのが忘れられない。吉村はその後も新潟中越、スマトラ沖、台中といった地震被災地に機材を持ってボランティア活動に出かけてきた。
彼のサイトから：
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●郵便振替００９８０−７−２６４７９６ ●三菱東京UFJ銀行 明石支店 ４５７６８７４「ヒューマンシールド神戸」までお願いします！感謝！！
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