ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

衆院 予算委

参考人

 民主党・枝野がキヤノン・御手洗、オリックス・宮内 義彦の参考人招致を要求している。衆院予算委理事会にかけられるけれど、自民党公明党が賛成するはずがないから実現しない。自民党公明党にそんな力はない。

国家公務員の渡り

民主党:枝野(国家公務員OBが天下りを繰り返す)「渡り」が認められるケースがあるのは間違いないか。
河村建夫官房長官:現実として原則承認しない方向だが、極めて例外的なケースがある。
枝野:例外的に承認するケースとは。
麻生太郎首相:企業の依頼に応じるためだ。国際機関での勤務経験が豊富、外国当局との交渉に十分な知識、経験を有する者などの場合は認められる。(時事通信20090109-13:09)

 これが果たして具体的な例としてどんなケースを差すのかがわからない。多分官房長官、首相は何を意味しているのかわかっているはずだ。しかし、枝野はわかっていたんだろうか。それでも踏み込まなかったのだろうか。わからなかったから踏み込めなかったのだろうか。
 例えばこういうことは考えられないだろうか。在外公館に勤務した外交官僚。しかも東南アジア、あるいはアフリカ。日本のODAを対象として活動する商社であるとか、エンジニアリング企業にとっては各国からODAの対象を現地から在外公館に申請させるときに彼らは大いに力になる可能性がある。なにしろ現地側政府筋も知っているし、日本側在外公館にもコネクションが考えられる。この辺はどんなに民間が自らの手で担当者を育てたとしても、彼らには到底叶わないだろう。こうしたディプロマットに絡んだものでなかったら、それほど特殊性は考えられない。どうだろう。

 渡辺喜美はとうとう離党の意志を固めたようだが、麻生は「ご本人の意思ですから」と答えただけで全然影響はないんだと鼻でせせら笑っている雰囲気だ。渡辺は孤立無援なんだろうか。自民党の代議士なんてどうせ力ある方に雪崩を打つ、という程度でしかないのだから渡辺ひとりのままかもね。