ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

Weekend Sunshine

 Irlandの音楽業界に大変に詳しい人が出てきて、様々な音源を聴かしてくれた。誰かと思ったら昨年『聴いて学ぶアイルランド音楽』を出版した音楽評論家で翻訳家と肩書きが書いてある大島豊という人である。中に日本の4人組(Modern Irish Project=MIP=大渕愛子:fiddle、長尾晃司:guitar、田嶋友輔:drums)の自主制作CDがあったり、元ちとせがあったりしてとても意外。その上、彼がPeter BarakanよりもIrlish musicについてやたらと詳しいのが面白い。そりゃそうだ、日本人の私だけれど、民謡についてはよく知らないものなぁ。相当に凝り性な人が集まってできた本、という感じ。CD付きである。
 MIPのライブでは3月17日(火)「水道橋Tapestry」で、St.Patrick's Day企画ということである。そうか、もうそんな季節になったのか。それにしてもついこの前までは日本ではこのアイリッシュのお祝いの日のことなんて誰も知らなかったよなぁ。

聴いて学ぶ アイルランド音楽 (CD付き)

聴いて学ぶ アイルランド音楽 (CD付き)

  • 作者: ドロシアハスト,スタンリースコット,おおしまゆたか
  • 出版社/メーカー: アルテスパブリッシング
  • 発売日: 2008/12/04
  • メディア: 単行本
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 番組中で大島豊が「口三味線」という言葉を使い、Peter Barakanはどうやらこの言葉を聞いたことがなかった様子だけれど、この言葉は昔から普通にある日本語である。私たちは高校生の頃(40年以上昔だと云うことになるけれど)修学旅行のバスの中でドラムスも含めて「口(くち)ヴェンチャーズ」というものをやったことがある。