「8月15日の子どもたち」 あの日を記録する会編 晶文社 1987-07-25
最後の最後まで戦うのだという言葉に素直に反応していた「小国民」達は悔しさをにじませていた。
- 「そんなことがあるはずがない。日本は神の国なんだもの・・・。私は「必勝祈願」と書かれた旗を持って、父の止めるのも聞かず、走りました。」
- 「僕は、将来何になると学校で問われたとき、怖い気持ちながら、こわごわした顔色を出すことなく、海軍の飛行機に乗りたい方に手を上げたが、もうそんなことはないと内心ホッとしていた。」
- 「戦争の頃は、子どもながら「特攻隊になりたい」などといっていたが、今考えるとぞっとする。」
- 「戦争に負けるということがどういうことなのかぼくらの概念には全く欠落していた。」
借りた本
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