ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

重要な

 「重要なお知らせ」ってぇのがドコモからきた。何だ?って思ったら「あんたが使っている携帯電話はもう使えなくなります」というのである。何しろ私は殆ど携帯電話を持っているだけで自分からかけるということをしないから別に使えなくてもそんなに真剣に困るということもないのだけれど、友達の中には携帯電話からのメールしか受け取らないという人がいてそんな時には大変困っている。
 しかし、あんたの古いmovaは使えなくなってfomaにしないとだめだと勝手に決めつけられるのは大変に面白くない。デジタルテレビの話もそうだけれど、売り手が勝手にもう使えないよと宣言しちゃうのはいかがなものなんだろうか。いやいや、そっちの方が便利なのかもしれないけれど、あんたが売ったものを勝手に「使えません」ってどうなんだよと文句を垂れたいという気になる。
 これは一種の詐欺じゃないのか?売ったものを使えなくしちゃうんだから。
 詐欺といえば電話債券をある日突然紙くずにしちゃったという、あの政策はどうしてその後問題にならないで闇の中に消えちゃったのだろうか。
 かつての電話債券というものはそんなに安いものじゃなかった。私が就職したばかりの頃、月収を遥かに上回る金額だったことを覚えている。
 どうも電電公社が民営化されてからこの辺のことはいちいち納得ができないなぁとこの「重要なお知らせ」で思った。「重要なお知らせ」はもっと広く広報しなくちゃならん。NTTの基本的なスタンスはおかしくないか?

 ところでデジタルテレビを入手して、本当は先週の土曜日からケーブルテレビをデジタルに切り替える予定にしていた。わざわざCATVの事務所までいって契約切り替えの申し込みをした。
 CATV会社はつい最近J:comに統合された。前にも書いたけれど、これまでインターネットのプロバイダーもここにしていた。ところが今度の統合に際してメールアドレスが変わる。多分ドメインが変わるのだ。どうせ変わるんだったらこの際光で接続できるプロバイダーに切り替えてしまえと、NTTと契約した。そしてプロバイダーを家族にもアドレスを取得できるというのでNEC系のbiglobeにした。
 CATVがネット機器の撤去に来ると聴いていたのにその土曜日になって現れない。電話をしてみた。すると、その撤去の件も、デジタル契約切り替えもスケジュールに入っていないというのだ。わざわざ事務所に行って済ませた申し込みはどうなっちゃっているのだろうか。するとこの担当者から電話がかかってきた。スケジュールに組み込むことを失敗したというのだ。この担当者は以前に話を聞きたいといった時に来た奴で、その時からどうも行動がおかしい。どうおかしいのかというと、落ち着いてひとつひとつを潰していくということができない。テレビのデジタル契約ができるのかどうかについてお宅の設備をチェックする必要があるといってきた。しかし、来たものの何も特に調べる風もなく、受けるといった。じゃ、いつになったら切り替えが実施できるのか連絡をくれ、といったらそれっきり一ヶ月経っても何も言ってこなかった。
 それで連絡したら「申し訳ない」といい、事務所に行くというと「こっちから行く」とばかりいう。なんとなく気味が悪いので何の予告もせず事務所に行ってしまえば彼をすっとばして事務ができるだろうといってみると、なぜか応対に出た男が「お客様の担当が今います」といってまたこの男が出てきた。その時点で私は大いにがっかりしたのだけれど、自分のうちのベランダに丸いアンテナを立て、チューナーを置いて複雑になるのがいやなのでCATVをやめることもできない。
 その挙げ句の果てがこれだ。
 そしてこの話にはまだ続きがある。デジタル切り替えをする予定だった土曜日の翌朝、気がつくとテレビが地上波の12のチャンネルしか映らなくなっていた。つまりアナログのBS、CSの類いが映らない。カスタマー・センターに電話するとあちらからのコントロールをやり直してみるという。すると映るようななった。もちろんアナログだ。
 ここから先は私の推測。くだんの担当者はアナログ波の停止は設定した。しかし、デジタル波の供給をセットできないという中途半端な状態で放置した、ということかもしれない。来週、デジタル切り替えを実施する予定。
 果たして実際に完了できるだろうか。