ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

どこが・・・?

 そうだ、と自民党のウェブペイジをたまには見てみようと思った。でも、我慢ができずにすぐにやめた。
 なにしろのっけに「日本を守る、責任力」と大書してある。責任力なんていう言葉はそもそもおかしくないか。日本という社会、国家を崩壊から守る、そういう理念を持っているとかなんか、そんなことをいいたいという事なのか。
 君らの今までやってきた事、つまり、選挙にさえ勝てばあとは何をやろうとこっちの勝手で、粛々と進めさせていただ、いてきちゃったわけなんだから、それを考えたら、ここで君らがいっている責任というのは誰に対する、どんな「責任」なのか、それをはっきりしてもらいたいもんだね。


 その下に

今、日本は、そして世界は、めまぐるしい変化の中にいます。
そのスピードに対応できるように、日本も、政治も、変わらなければならない。
しかし、やみくもにすべてを「変える」ことが、よいわけではない。
必要なのは、現実を見据えて時代遅れになったシステムをスピーディに改めながら、もともとある強みをしっかりと伸ばしていくこと。
改めるべきは改め、伸ばすべきは伸ばす。
私たち自民党は、リアルな政策を実行し、全力で日本を守ります。

と、書いてある。
 なんでも民営化すればいいんだと小泉・竹中がわぁわぁ大騒ぎして、自民党をぶっ壊すんじゃなくて、日本のシステムをぶちこわして社会をえらい事に陥れてきた事をどう説明してくれるんだろうか。霞ヶ関のやりたい放題に飛び乗って利権をぐるぐるまわして儲けるだけ儲けてきた連中がいう言葉とはとても思えない。
 その下の「日本の未来が危ない」という大文字もいいなぁ。君たちの利権追求構造では「日本の未来が危ない」から政権を変えたいというのが国民の意思なんだと思うんだけれど、それは違うだろうか。

 もっと笑えるのはその下で、政策ミニパンフ「自民党は雇用を守ります」なるものだ。労働者派遣法を経団連の脅しにそのまま乗って全面改悪してここまできてしまった根本的原因を作ったのが自民党公明党の政治であった事をよもや認識していないわけではないだろう。それにもかかわらず口を拭って「守ります」といっている事は彼らには現状認識能力が絶対的に欠落しているということになる。
 こうして笑いのネタとしてはとても面白いものがあるので、ぜひ、一度ご覧になる事をお進めする。