今朝早く目がさめてしまって我慢していたんだけれど6時頃にはパンを焼いて朝飯を食してしまった。ついでに音声を消したままテレビをつけていてCNNjを見ていたらタイトルが「Who's the kidnapper?」と書いてあって赤いシャツを着た日系女性と覚しきレポーターが日本の警察署の前で両手を振り回しながら興奮気味に話している。
そのうち場面が切り替わったら「Yanagawa」と書いてある。一体なんのことやらとググってみるとテネシー州で暮らしていた米国人男性と日本人女性が離婚して、奥さんが二人の子どもを連れて日本に帰ってきてしまった。テネシー州では男性に養育権が承認されていたということで、逆に日本人元妻が誘拐犯ということになっているんだそうだ。
ところがこの元旦那が日本にやってきて「登校途中の子供を女性から奪い去った。男性は保護を求めようとした米総領事館の前で、女性の連絡を受けた警察に逮捕された【ワシントン時事(2009/09/30-09:36)】」という話だ。
国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いを定めて1980年に採択された「ハーグ条約」を日本政府が批准していないので日米間でその解釈にずれがあるという問題なんだそうだ。日本では殆ど話題になっていないところに持ってきて、突然CNNの画面でそんなのが映ったらやっぱりびっくりだ。
多分日本のスポーツニュースを見てイチローの話が毎日出てくるのに米人はびっくりするのと一緒だね、きっと。