ほぼ足りてまだ欲 その先

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オリンピックがらみ

 リオデジャネイロの招致委員会は5日、石原慎太郎東京都知事がリオの勝利について「目に見えない力学が働いた」などと発言をしたことに対して、「国際オリンピック委員会IOC)の定めたルールに反するものだ」と批判する声明を発表した。6日に、IOCに正式に報告するという。
 石原知事は記者会見で、「ブラジル大統領はかなり大胆な約束をアフリカの諸氏にしたと聞いている」などとも発言した。(時事ドットコム2009/10/06-20:33)

 裏取引をしただろう?という発言なんだろうか。やりそうだなぁ・・・。

 石原知事は4日の会見で、「例えば、ブラジルの大統領が来てですね、聞くところ、かなり思いきった約束をアフリカの(IOC委員の)諸君としたようです。それからサルコジ(仏大統領)がブラジルに行って『フランスの戦闘機を買ってくれるなら(五輪招致で)ブラジルを支持する』とか」などと発言。開催地選考に関しても「目に見えない非常に政治的な動きがあります」と話していた。 (asahi.com 2009年10月6日20時41分)

 かなり云っちゃったわけだ。フランス人のこと嫌いだからなぁ、不良小説家は。「いや、私が嫌いなのはブラジル人じゃなくて、フランス人ですから!」とでも訂正するかね?でも稲城里山の一件の時は「そんな外国人なんてどうでも良い」と言い放っていたからなぁ。あの人、外国人好きじゃないからね。日頃のあの発言を聞かされている私たちは「またか!」と思うだけだものだから、彼は油断しているんだろうな。私たちもしつこくきちんと彼の人間的にまずい部分を指摘し続けなくてはならないんだろうと確信する。田母神もいい加減にしろといってやらなくてはならないだろうと思う。

 IOC猪谷千春副会長は「僕も言いたいことはいろいろあるが、ぐっとこらえている。そうしないと次に(招致に)立つ時に影響する。ここはグッド・ルーザー(潔い敗者)にならないといけない」と話した。(共同通信 2009/10/06 19:41)

 あ!、これをスポーツマンシップというのだろうか。ちょっと猪谷千春を見直したぞ。
 不良小説家が都知事となるにあたって阻止することのできなかった都民の一人として、彼のこうした誠に低レベルな発言によって恥ずかしい思いをされている国民の皆様にお詫びをしなくてはならない。

 不良小説家の支援隊マスコミである産経新聞はこんな具合に火に油を注いでいる。

 石原慎太郎都知事が「目に見えない非常に政治的な動きが歴然としてある。昔の自民党の総裁選みたいなものだ」と振り返った通り、結果に至る過程にはIOCの意思が働いていたようだ。
 9月2日にIOCの現地調査を踏まえた評価報告書が公表された際、紙面でも指摘したが、明らかにリオの評価が甘かった。そこに「IOC上層部の意思が反映している」と。結果はその通り。リオに対しては、東京やシカゴとは違った基準で評価報告書が書かれたと言っても過言ではないだろう。(msn産経ニュース 2009.10.6 18:32)

 あぁあ!いっちゃったよ。ひいきの引き倒し、ってやつだな。
 多分いろいろあるんだろうとは思うし、利権が絡んだ世界になっているんだろうというのは容易に想像ついてしまうんじゃないだろうか。こういう状態になってしまっている今のオリンピック自体に大きな問題があると云うことはこの際指摘しておかなくてはならないだろうと確信する。もうこうしたオリンピックのやり方は賞味期限が切れてしまっている。もう一度最初の志にかえってもう一度やり直すことが必要のはずだ。自民党政権が崩壊したのと同じように多分IOCを中心としたこうしたやり方はもう見直していかなくてはならない時期が来ていると思う。