ほぼ足りてまだ欲 その先

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映画

 シネスイッチ銀座に出て「幸せはシャンソニア劇場から (原題:Faubourg 36)」を見る。多分今週いっぱい。ここのところ観たい映画を、まぁいいかとそのままにしてしまって、ぎりぎりになって飛び込むということが続いている。この映画館は最近の映画館と違って全席自由席。早めに窓口に行って買ってから昼飯、という段取りだったのだけれど、こんなことをしたってなんの意味もないのだった。尤も平日の13:40の回だからがらがらは当たり前か。ここではレディース・デイは他と違って金曜日で、5割引の900円になってしまうのだそうだ。そういえば今日は「シニア一枚」といって買ったのだけれど、何も「年齢を示すものを」といわれなかった。とうとう誰の見る目にもそう見えるようになったということだ。
 フランス映画らしくて、佳作の小品ということができるだろう。なんだか「ニュー・シネマ・パラダイス」に何となく通じるところを感じる。といいながらあの映画を見た時に私はどんな感じ方をどこで思ったのか、具体的に思い出せないのが何とも情けない。役者も良いし、舞台設定も、役者も、唄もツボにはまったといって良いか。惜しむらくは、私が殆どフランス語を解さないのが残念だし、1936年のフランスの状況を全く知らないのが悔しいことであった。
 なにしろ行ったことのない国だ、そこまでカバーできかねる。