47都道府県知事のうち宮崎県の東国原英夫知事ら18府県の知事が欠席した。
元民主党衆院議員でもある岩手県の達増(たつそ)拓也知事は、交流事業の一環で高知県入りし、知事会議を欠席。代理で県東京事務所長が出席した。岩手県は「公務を優先させた」としている。
一方、高知県の尾崎正直知事は知事会議に出席。達増知事らの訪問には十河清副知事が対応した。高知県は「全国知事会議を優先させた」と説明。両県で対応が分かれた。
群馬県の大沢正明知事は26日の記者会見で「会議する意義があるのか」と、いったんは欠席の意向を示したが、「沖縄県知事も来られるので…」との理由で出席。普天間問題をめぐる首相の求心力は地方でも低下しているようだ。(msn.産経ニュース2010.5.28 00:45)
最後の「首相の求心力は地方でも低下」というのは産経新聞が勝手に付け加えたことでなにもエビデンスがあるわけではない。
石原慎太郎・東京都知事は「総花的な話じゃしょうがない。ばかな会合だ」と声を荒らげた。
松沢成文・神奈川県知事も「政府の交渉は最悪で無能としか言いようがない」(2010年5月27日21時01分 読売新聞)
慎太郎の「馬鹿」は「ばか」といった。
東京都・石原慎太郎知事「尖閣諸島で日中が衝突したら日米安全保障条約は発動されるのか。沖縄問題の前に日本の領土を守る抑止力があるかどうかを米国に確かめてほしい」
千葉県・森田健作知事「なぜ今、全国知事会議を招集したのか。普天間問題の火の粉を全国に分散することになる」(msn.産経ニュース2010.5.27 21:54)
森田の「火の粉を分散」は顰蹙を買う。じゃ、沖縄だけに火の粉を浴びせておけばよいのかということになって、これじゃ、戦争末期と同じ発想だ。