twitterで教えていただいた。あのハーバード大学のMichael Sandle教授の授業「JUSTICE」を英文スーパー入りで見ることのできるサイトがある。→ こちら。これは素晴らしい。なんでもかんでもオンデマンドで二度売りするNHKは爪の垢を煎じて飲むように。
あの先生の授業を聴いていると、意見を言うのに手を挙げる生徒をキチンとbraveやvolunteerという言葉を使って募っているし、意見を開陳してくれる学生にさりげなくwell doneといった言葉を使って彼等の行動を正当化する。こういう習慣の中で学習していったら、何よりもまず自分の意見を主張するという訓練ができるのは良くわかる。
日本の一般的な大学で授業中に手を挙げると必ず「目立ちたがり」だとか「キモイ」といった陰口が横行するのとは大きな差がある。これは文化的な背景が大きく働いているから、そう簡単には変わらない。基本的にこの間には大きな差ができる。それでもこの類の教育機関で学ぶ人たちが増えてくれば少しずつ変わることも考えられる。ところが日本では自らそのチャンスを拡げる傾向が減少しているようだ。米国へのMBA留学生が減少しているという報道は、実はとても大きな意味を持っているのかも知れない。
