ほぼ足りてまだ欲 その先

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差別

 こんなこと、どこか他で書くには憚るような気がするんだけれど、根本的に白人種の方々はアジア人種をテンからバカにしているようなところがあるような気がする。理屈や理論ではなくて感情的な問題なのかも知れないのだけれど、ないがしろにしてもしょうがないだろうという居直ったというか、これはいつ始まったともいえない、世界的なunderstndingの上に罪を感じることなく彼等が持っている感情のような気がする。
 もちろん教養のある人、教育を受けている人たちはそんなことを表に出すことなんて絶対になくて、fairnessが倫理観上も、宗教上も重要だから、キチンと心得ている。だからそうではない人たち、いってみればシステムからこぼれ落ちてしまったような人たちは、大変に視野が狭くなっているから、平気でそうした価値観がこぼれ落ちてきてしまう。
 他のグループを否定することになんの抵抗も持たない、あるいは積極的になってしまう、という価値観を抱えてしまうという人は、実は白人種だけにあるわけではなくて、どんな人種にも発生することはこの国の中にも他人を暴力の対象とすることに抵抗を持たない人たちが存在することでもわかる。
 だから、白人種の中に発生するアジア人種に対する見下した態度、傾向というものがそうした普遍的な人間の価値観の変化の一つとしてみるべきなのかというと、どうもそうでもないような気がしてしまうというのが私が敢えて書こうとすることの理由なんだなぁ。
 弱ものが自分よりも弱いものを見つけ出して、その対象に鬱憤晴らしをするという解釈があるけれど、その延長線上にあるという解釈と同じなんだろうか。それとも根本的な民族的な馬鹿にする価値観上にあるんだろうか。