ほぼ足りてまだ欲 その先

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黒木昭雄

 岩手女性殺害事件の岩手県警の捜査に大きな疑問を抱え、何故岩手県警が真犯人追及のために手を打たないのかと追いかけ続けていた元警察官でフリーのジャーナリスト、黒木昭雄が昨日自死を遂げて発見された。
 彼の死によってどの様なことが起きるのかというと、捜査の間違いを指摘され続けてきた岩手県警と、彼等が何故にかわからないけれど(実は明白なるが)守り続ける日本刀の男を含む疑惑の渦中にいる人びとがようやく枕を高くして寝ることができる、ということなのである。
 岩手県警が犯人としている小原という男は殺された女性と付き合っていたのだけれど、寄り深かったのは他の女性で、この二人の女性が同姓同名でしかも同級生だったという不思議な人間関係の中にある。岩手県警は面子にかけても自らが犯人だとした小原の行方を賞金をかけて追い、黒木昭雄やその小原の父親は日本刀の男の周辺を捜査しろというのにもかかわらず手をつけていないという不思議な行動を取っている。
 ここにも日本の警察・検察のおかしな不思議が転がっているのだ。軍隊ももちろんそうだったのだけれど、警察・検察ももちろん官僚の世界で、面子については表面を嘘で塗り固めてでも守り通す。(あ、それは官僚だけじゃないか・・・?)
 しかし、黒木昭雄が自分の車に練炭火鉢を持ちこんで自死しなくてはならなかった理由は一体なんだろうか。何事も進展しない事態に対する虚無感だったか、孤独感だったのか、無力感だったのだろうか。
 なによりも眼をあわせてホッとため息をつく奴らがいると思うだけで我慢ができない。
 黒木昭雄について週刊朝日編集長の山口一臣twitterで呟いている(こちら。)(注:時間とともに埋もれてしまう可能性があります。)
 黒木昭雄の本件に関するブログ → こちら(注:削除されてしまう可能性があります。)