アメリカの中間選挙の経過を見ていると予想以上に下院の民主党離れが進んでいるように見える。米国人もオバマに試練を与えるというのか。日本もそうだけれど、前政権が繰り返してきたむちゃくちゃが後を随分引いていて現政権が多いに苦労している。尤も日本の民主党の場合、あれだけの議員がいても野党時代にこの時のために備えていた議員が数多くいなかったというのは見え見えだし、自民党・公明党が創り上げてきた霞ヶ関とのタッグマッチが相当に堅牢なものであったということなんだろうか。
上手い具合に揺さぶられて仲間内をずたずたにされてしまい、今やもう四面楚歌どころか燃えさかる火の海だ。一度落ち着かせるには結構な時間がかかりそうで、その間に自民党、みんなの党、たそがれに言いたい放題になりそうだ。
