ほぼ足りてまだ欲 その先

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ドライカレー

 ドライカレーという物はどういう物を言うのかといつも迷う。私は普通にカレーを作るよりも、挽肉を多用してまるでスパゲティーのミートソースがカレー味になっちゃっているというカレーを好む。これはキーマカレーというのか?そうじゃないのか?私は全然それを知らない。まぁ、それでも良いやということである。なぜって名前を食べる訳じゃなくて、カレー味の挽肉をご飯に絡めながら食べちゃうだけなんだから。
 ところが何を作るときにでもこの種のものを作るときはタマネギ、セロリ、ピーマン、人参、そして生姜をみじん切りにして炒めるところから始まる。でもって、ここに合い挽きの挽肉を入れ、トマトを入れ、香辛料をきかせてあとは調味料で味を調えるとミートソースになっちゃう。
 ところがこれをトマトを加える以降をカレー系の香辛料にしてしまえば私のドライカレーになってしまう。ところが先日スーパーでドライカレーの素と称するものを入手してしまったのである。これは早い。あっという間にみじん切り炒めがドライカレーに変身しちゃう。そこに冷凍のシーフードを加え、ご飯を入れて炒めちゃうと簡単ドライカレーの完成なんだけれど、これは卑怯な手段である。卑怯だけれど、自分ひとりのささやかな昼飯のためには許して下さい、お願いします、なのである。二回分が入って200円もするのである。つまり一回分100円なんである。自宅で喰うものとしては贅沢だ。だって、他に材料費がかかっているんだもの。
 しかし、これと異なるものを作る場合がある。それは市販の普通のカレールーを炒めている中に入れちゃうんである。これの最大の問題点は、ルーの量の要領が得ないことと、べっちゃべっちゃになるということである。それでも良いのだ。なんたって食べるのは私なんである。他の誰かに金を取って喰わせようというのではないのだ。だから良いのである。
 でもって、ここのところ日に必ず一度はこの種のものを喰っていたら、なんだか手の甲からカレーの匂いがするような気がするのだった。