ほぼ足りてまだ欲 その先

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カメラ

 かつてはそんなことをちっとも思わなかったのだけれど、ズームが効くカメラを使っている。なんていうと今のカメラに詳しい方たちにはなんのことかわからないかも知れないが、私のような大した金銭をカメラに費やすことのできない輩にとっては大きな壁でもある。デジカメがここまで普通のものと成り、そんな事象が携帯電話のカメラ化によって通り過ぎて行ってしまうと残された使命は薄く、小さく、軽くなるのか、あるいは無闇矢鱈と画質の良い動画が撮れたり、ズームが効く方向へと動いていく。
 ところがズームが効くといっても、より長いものを必要とする人はデジタル一眼の画質も欲しくなってくるものだから、そっちに移っていく。しかし、金銭的にそこに行かれない、あるいはそこまで良いものを欲していない人というのは存在する。それを対象にしているカメラというものを各社ひとつは持っている。
 一年くらい前から、このジャンルのズームはほぼ30倍に至っている。その最先端は多分キャノンのPowerShot SX30 ISだろうけれど、これが発売されてから半年が経っている。これが35倍である。
 フジフィルムがFinePix HS20EXRという光学30倍をFinePix HS10の後継機として新発売した。つまりフジフィルムとしてはこの分野はいけていると取っているのかもしれない。1030万画素が1600万画素になった。しかし、違いはここだけといっても良さそうだ。画素数はもう煮詰まっちゃっているといわれている。それでも違いはあるのかも知れない。しかし、おかげでこのカメラがAmazonでとうとう26,000円を切った。
 これを狙っていた理由はいくつかある。

  • バッテリーが単三4本であること。替えのバッテリー調達が容易で、しかも前のカメラに使っていたエネロープが使えること。デメリットとしては重たくなることと、常に替えを持って歩く必要があること。
  • ファインダーがあること。昨今、ファインダーはなくなる傾向にある。しかし、高倍率であることと歳とともに(如何に大きくなったとはいえ)液晶画面だけで判断ができない。
  • 光学ズームが手動であること。直ぐに構図を決めることができる。デメリットは右手一本でシャッターを押すところまでいかないので、両手を開けておかないと取れないこと。

 ようやくAmazonをポチッとすることができた。これまで使っていた18倍ズームのパナソニックのカメラの携帯性の良さと補完しあいつつ使うことができる。

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix HS10 ブラック FX-HS10

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix HS10 ブラック FX-HS10