とにかく最後にアメちゃんにだけは勝ってもらいたいな。そしたら、日本人は留飲を下げるよ。アメリカが日本に負けろといってくるかもしれないけどね。そんなばかなことはしねえだろうが、とにかくコテンパンにやっつけてもらいたいな。俺なんか古い人間だから、65年の遺恨というのがあるわけだよ。戦にやぶれてからの。君らは全然感じていないだろうが」（msn産経ニュース2011.7.15 21:12）
例によって金曜日の東京都庁における某元不良小説家の記者会見で、女子サッカー代表チームの決勝戦をひかえてのコメントである。こんなことをあいつに振る記者も記者である。
とにかく品性のかけらもない。しかも憎しみが憎しみを生み出すという実に低次元な発想でしかない。こんな男を都知事として当選させてしまった東京都民の一人として、本当に恥ずかしい。
あの決勝戦に敗れてから日本チームに対してアメリカチームの選手達が祝福をしたあのコメントを茂呂不良小説家は聴いただろうか。聞いちゃいないだろうな。
池澤夏樹は「15年もやればもういいか、と思った」といって芥川賞選考委員を退任したのだけれど、この元不良小説作家は今でもその地位にしがみついている。
彼のこうした発言や、息子の発言を聴いていると、親も親ならば、子も子だとつくづく思う。
