今住んでいる集合住宅に引っ越してきてからそろそろ10年になる。近頃風呂場の換気扇の音がやけに大きくなってなんだか気になっていた。ファンが壊れるようなことがあったら困るなぁと。思い立ったが吉日ということをいうので、すぐさま脚立を持ち出して枠を外さなくちゃならないなと見たらなにやら「引く」と文字がついたベロが出ている。これを引いてみたら、なんとフィルターがあった。外してみると、これが埃で目が完全につまっている。このフィルターはなんのために存在するんだろう。吸気に際してフィルターが必要?
ボルトを4本外してみると外枠が取れた。中を見ると換気扇のようなプロペラではなくて、蓋のような形状をしたファンだ。埃を丁寧に全部剥がす。歯ブラシを使って埃をこそげ落とす。これでもか、これでもかと落とす。
問題は取り付けの方だ。外枠を四隅の4本のボルトで留めるのがひと仕事だ。ようやく復旧してファンを動かしてみると、やった!軽快だ。こうでなくちゃ。
たったこれだけで、疲れ果てた。もっと歳をとったらどうしよう。