知ってる奴がいなかったら嫌だなぁと思っていった40年振りの同期会。そんな心配ははじめの30分ほどでしかなかった。あれ？どっかで見たなぁ、という奴がゴロゴロいる。それは当然、当たり前で全員同期なんだと、友だちと二人で語る。温泉宿の次男坊に「同じクラスだったよね？」と声を掛けるも、殆ど反応せず。そこへもう一人明らかに同じクラスだったと覚しき奴が現れて、「そうだ、同じクラスだったな」と。あぁ、良かった。そこへ築地のあいつが現れ、柔道部の二人が現れ、剣道部の奴が現れ、しまいには「俺は体育会じゃなかったよな？」と自問自答。午後3時から結局全部が跳ねたら、午後11時。山手線が止まりそうといっているのもなんのその。こんな晩は何があっても顔がほころびる。思い切って遊びに行って良かった。10年後には本当に逢えるかどうかわからないものなぁ。
さすがにプロのアナウンサーのMCってのはきっちりかっちりしていてマイクの通りがとても良い。それにしても彼を見たのは共通の友人の結婚披露宴いらいだから、もう30年ほど前になろうか。それでも声は若々しい。
