ほぼ足りてまだ欲 その先

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どういうこと

 東京電力福島第一原子力発電所から北に約70キロ離れた阿武隈川河口(宮城県岩沼市)から今年8月、1日あたり525億ベクレルの放射性セシウムが海に流出していたことが、文部科学省の委託を受けた京都大防災研究所や筑波大などの調査でわかった。
 東電が4月時点で推計した同原発からの海への総流出量に比べると約10万分の1の値だが、専門家は「流域の生態系などの影響に注意が必要だ」と指摘している。(2011年11月24日21時23分 読売新聞)

 この525億ベクレルの放射性セシウムの流出がどんな状態を意味するのかが判らないのだけれど、それが総流出量の10万分の一にしか過ぎないということが将来的にどんな事態を生態系に及ぼす可能性があるのか、という点について何も知らない私達に教えてくれる機関はないものなのか。もう新聞はそんな役割を果たすことができる機関ではないのか。

福島県伊達市中流では、セシウム137と134合わせて1日当たり1765億ベクレル。セシウムの9割以上は水中を浮遊する土砂に付着して運ばれ、土砂がせきなどで止められて中流より河口で低くなったとみられる。(SankeiBiz 2011.11.25 14:39)