ほぼ足りてまだ欲 その先

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こんな人だっているんです

放射性廃棄物の安全な処理法はいくらでもある。地中深く埋めても、深海に沈めても、砂漠の真ん中に積んでも良い。処理法がないのは政治的に合意できないからだ。そのうち背に腹が変えられなくなって、何か適当な方法を取るだろう。それまでは議論してもバカバカしい。

 これはある「経営コンサルタント兼弱小医療法人理事」とご自分のプロフィールに書いておられる壮年男子がtwitterに書いたもの。これが安全な処理法なんだといっている。ただ、<政治的に>合意できないだけだとしている。こんな認識でいる良い歳をした大人もいるってことに驚きを隠せないのだけれど、こんなことも平気でいうことができるのが自由な社会ということかも知れない。それにしても今までどの様なことが起きてきたか、今どんな問題が起きているのかが理解できていないというのはまさに既得利益誘導体にとっては思う壺で、面白くて堪らないというところだろうか。
 在日なんとかを許さない会が「反原発デモ」に対して「出ていけぇ〜!」と叫ぶのだけれど、それが結果的に自分達が出て行かなきゃならなくなることを意識していないのと同じような、ある種のもの悲しさを禁じ得ないのである。