ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

なにもやらずに

 昨日の深酒が響いて、ほぼ日中をゴロゴロして過ごしてしまった。なんだかとっても勿体ないことをしたような気がする。やらなきゃならないことがいくつかあるのに、何も手につけていない。
 そうこうするうちにAmazonに発注しておいた2冊の本が届いた。なんだかほうら、やることいくらでもあるんだぞと追い打ちをかけられているような気がしないでもない。それにしても2冊とも文字が小さくて、こんな類はやっぱり電子書籍で買って、リーダーで拡大しながら読むべきなんだろうなぁとつくづく思うのである。

The Children of Topaz: The Story of a Japanese-American Internment Camp Based on a Classroom Diary

The Children of Topaz: The Story of a Japanese-American Internment Camp Based on a Classroom Diary

  • 作者: Michael O. Tunnell,George W. Chilcoat
  • 出版社/メーカー: Createspace Independent Pub
  • 発売日: 2011/05/31
  • メディア: ペーパーバック
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 一冊は1996年に書かれたこの本で、日系米国人及び日本人が戦時中に収容されたいくつかの収容所のうちの一つであるユタ州トパーズ収容所の小学生が書いた絵付きのクラス日誌を元にトパーズ収容所で起きた日々の様子を解説している。現代の子どもたちに、当時こんな子どもたちがいたことを教えるために書かれたものなのだろう。その分私にも分かり易い。それにしても、私は彼の地の収容所で起きたことを殆ど知らない。収容所から外に仕事に就くために収容所を出て働いた人もいたし、親子が別々の収容所に入れられたケースだってあったことを知る。
 子どもたちの日記に石の中から本当にトパーズを拾った子がいることも書かれている。

 もう一冊は「Australia's Forgotten Prisoners: Civilians Interned by the Japanese in World War Two」というものでメルボルンモナーシュ大の歴史学者であるChristina Twomeyの著書で2007年にCambridge University Pressから刊行されたものである。日本軍による豪州民間人の捕虜というものが1500人存在したことを知る。これは福島の修道院にいた人たちも含んでいるのだろうか。読み進んでいくうちにきっとまた知らないことが判明するだろう。
 それにしても小さい活字は本当に苦労する年齢になってしまったなぁと痛感する。つらい。

 ドボルジャークのオペラ「Jacobin」の音源を捜すとAmazon USAでは2点見つかる。1点は前にもネット上のどこかで見たブルノ・ステート・フィルの演奏で1994年にCDになったものだけれど、中古で捜すしか今は手段がなさそうだ。Amazonでサンプルを聴くと、音は素晴らしく良い。今ひとつはドレスデンでの録音のようで、なんと中身はドイツ語で歌われている2007年のものだ。これはチェコ語でしか上演されないのだろうと思っていたらそんなことはないのだと知っていささか鼻白む。チェコ人の感情としては如何なものだろうか。こちらはmp3のみでの販売としてある。

 4月の旅行の宿泊施設がなかなか良いものにぶつからない。時間がかかりそうだ。