産経新聞という媒体はジャーナリズムという形態をとってはいるけれど、その実はある種の俱楽部、あるいは宗教団体の機関紙という立場をとっていると思っても良いのではないかと常日頃から思っているのだけれど、それがそうした扱いで読まれているのかというと時にはそうでないこともあるから世の中油断も隙もないのだろう。
こちらの記事を書いたのが産経新聞の人間ではないとしても、彼らがこの著者の言に賛成の意味を持って掲載しているのであろうことは断られるまでもないと捉えるべきだろう。
このように考古学や古代史学の進展によって、記紀の記述の信憑性は高まり神武天皇のご存在も確かなものになってきている。神武天皇を「初代」の天皇として記す中学歴史教科書が登場してきたこともそれをよく証しているといえよう。
本末が転倒している記述も含んでいることをこの大学の先生は気がついておられないようだ。
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