ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

報道

おおい町長、大飯原発再稼働説明で首相会見を評価 「非常にありがたい」
 福井県おおい町の時岡忍町長は8日、関西電力大飯原発3,4号機(同町)の再稼働問題をめぐる野田佳彦首相の会見を受け、町役場で報道陣に「原発の必要性と、立地自治体が果たしてきた役割を明言してもらい、非常にありがたい。今日まで時間がかかったが、納得できた」と述べた。
 時岡町長はこれまで、「首相が明確に意思表示しなければ再稼働の議論が遅々として進まない」などと国の姿勢を批判してきたが、同日の会見を「踏み込んだ発言をしてくれた。これ以上望むことはない」と評価。自らの再稼働に関する見解について「町議会で表明する」とし、12日から始まる町議会の場で表明する意向を示した。(msn産経ニュース2012.6.9 16:30)

 町議会というのはあのふざけきった議長で知られた最低の町議会のことである。
 「非常にありがたい」という言葉には大きな意味が含まれている。

「大飯」再稼働会見 国民を守るつもりなら
 国民の生活を守るため、野田佳彦首相は関西電力大飯原発3,4号機を再稼働させるというのだろうか。国民は知っている。その手順が間違っていることを。このままでは安心などできないことを。
 これは原発再稼働への手続きではなく、儀式である。
 西川一誠福井県知事の強い要請を受け、従来の発言をなぞっただけ、西川知事にボールを投げ返しただけではないか。誰のための記者会見だったのか。いくら「国民の生活を守るために」と繰り返しても、国民は見抜いている。そして儀式には、もううんざりだ。(東京新聞社説2012年6月9日)

 もちろん、野田佳彦は西川一誠のため、東電のため、関電のため、電事連のため、経団連のためにやっているのであって、まちがっても「国民を守る」つもりなんてこれっぱかりもない。