福島県最後の避難所閉じる 被災3県すべて解消
福島県は、東日本大震災に伴う県内の避難所が完全に解消されたと23日発表した。ただ1カ所残っていた二次避難所の福島市内のホテルにいた女性が21日に別の施設に移った。学校の体育館などの一次避難所は昨年12月28日に解消されている。これで被災3県の避難所はすべて解消した。
県によると、県外には、埼玉県加須市と東京都北区に福島県からの避難者の一次避難所があり、今月9日時点で584人が暮らしている。このうち東京の6人は26〜27日に都営住宅に移り、避難所は埼玉の1カ所になる見込み。(朝日新聞電子版2012年2月24日2時41分)
まるで避難者は出て行かないのかといわんばかりの記事ではないか。これではまるで避難生活を送っている人は残りの584人に過ぎないとでもいっているようだ。実際には自分の本来の居場所ではないところで暮らしている人たちが何万といるではないか。それを忘れさせようとでもいうような書き方だ。