ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

原発は経済を支える

 本気になってそう主張している人たちがこの期に及んでまだ堂々といるんだということを知って多少驚いた。
 今ここで原発を廃止すると一気に何百万人という失業者が出るのだというのだ。だから、原発を動かさなきゃいけないと主張しているのである。この論理が如何に破綻しているのかは誰が聞いたって簡単にわかる。しかし、これを書いているのが三大全国紙の頂点に立つというほどの販売部数(これとて今やかなり怪しいけれど)を誇る読売新聞だという。ま、尤もこの新聞社の元社主が初代原子力委員会委員長だったというのは知っているけれど、だからといってこんな稚拙な論理を今の今、書いているだなんて、驚き桃の木なんである。
 パブリック・コメントを開いてみたら圧倒的に原発ゼロを主張する人たちだったという報道もあったらしい。ま、そういうところに自ら進んで意見を発信するという行為に手を染めるのは前進的な意見の持ち主が多いということは大前提としてあるから、一概にそれが国民の総意を繁栄していると見るのが正しいとはいえないかも知れないけれど、マスコミが発表する世論調査に比べたら遙かに恣意的でないというべきなのではないだろうか。
 いつまで経っても放射能汚染物質、あるいは使用済み核燃料の処分方法が開発できないまま、ここまで来てしまったことへの責任は計り知れなく大きいというしかない。それを思いっきり棚に上げておいて、いいたいことだけ書き散らかす読売新聞のスタンスは戦争が始まった頃にころっと寝返った朝日新聞よりも遙かに罪深さは広くて深い。
 そういえばあの新聞社が経営しているプロ野球団の、反社会的存在である人間に一億円を提供した監督の話はその後どうなったのだろう。勝ち続けていればそれはと問われないのだろうか。IOC委員選挙で選挙違反を犯して当選が無効になったハンマー投げ選手の罪深さにも目をつぶっているマスコミはこういうものには一斉に打ち合わせがあって黙ることになっているのだろうか。