今夜はシリーズ日本新生「どうするエネルギー政策」というタイトルで生放送だった。
出演者は自民党経産大臣というのも恥ずかしい茂木敏充、コマツ会長経団連副会長坂根正弘、原発御用学者で生々しい東工大の柏木孝夫、一橋大経-通産官僚上がりの澤昭裕、原子力資料情報室のいまいち押しの足りない西尾漠、東大心理出身の環境ジャーナリスト枝廣淳子、民主党政権下のエネルギー問題参画していた富士通総研の高橋洋でキャスターはあの三宅民夫である。
このメンツを見たら、なんでこのメンバーで公正な原発問題を語ることができるのだろうかとちょっと足を踏み入れたことのある人だったらすぐさま疑問を持つだろう。なにしろデフレ脱却のためには経済を復活させなくてはならないのであってそのためには原発稼働は必至だという観点から語る原発中心の議論でしかない。挙げ句の果てにあの茂木某は原発の稼働については事業者の判断によると言い放っちまった。そりゃだめだろう。
この番組のスタンスは3.11直後から全く進歩することなく、旧態依然の議論で時間を費やしているだけだ。
私は三宅民夫が仕切るこの種の番組は我慢がならない。