ほぼ足りてまだ欲 その先

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時間の問題

 北朝鮮の報道には驚いた。金正恩の叔母さんの旦那、張成沢元国防副委員長を国家反逆罪として裁判の結果死刑となって即刻処刑したというではないか。あっという間の出来事だ。まさに独裁国家、そのものだ。偶然なのか日本でも死刑執行があったばかりだ。刑が確定してから、1年数ヶ月後の処刑だというけれど、即刻なのか1年数ヶ月が経っていたかの違いなだけで人を殺すことによってその人に刑を償わせた、という点については同じだろう。
 安倍政権下で4度目、昨年12月に就任した谷垣禎一法相の下で執行されたのは、全部で8人だというのは異例に速いペースではないだろうか。
 死刑という刑は如何か、という議論がまた活発になるだろう。
 それだけ思い犯罪を犯し、これ以上この世の中で他人に迷惑をかけることができないように与える刑罰としては決定的なもので、犯罪者ではあるけれど、ひとりの人間を消滅せしむるという権利が本当に人間にあるのか、という議論は重ねられる必要があると思う。その犯罪者によって命を奪われた被害者に果たしてそれが償いになるのだろうか。被害者の遺族にとってはそれがのぞむことなのだろうか。ひょっとすると遺族にとってはこの犯罪者を殺しても殺しても、何回殺しても気持ちの上で気が済むかといったら決してすむときは来ないのではないだろうか。
 話が拡がりすぎたかも知れない。北朝鮮の場合、これが本当に権力闘争の結果かどうか疑わしい。ひょっとしたら、軍部による金正恩に対する脅かしかも知れない。そんなことは考えにくいだろうけれど、ひょっとしたら金正恩はすでに軍部の傀儡となっていて、いうことを聴かないとお前だってこうなる可能性がない訳じゃないんだぞと脅かされているということはないだろうか。
 そもそも金正日が日本人を拉致し続けた理由とは一体何だったんだろうか。
 日本の情報を欲しかったのだとしたら、ごく普通の中学生や留学生をわざわざ連れてきたって、ろくな情報を持っているわけはないし、そんなものを欲しかったのだとしたら彼らには朝鮮総連がいるのだからいくらでも手に入るはずだし、日本語を習得させるという考えだって朝鮮総連を使えばだれでもできたはずだろう。なんで、そんなにたくさんの単なる日本市民を連れ去ったのだろう。それが解明できていないのは一体何故なのだろう。これはただ単なる私が無知なだけなのだろうか。