ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 昨日新宿へ来月からのレクチャーの申し込みにいった。3ヶ月間の不在で聴きに行かれなかった保阪正康再開する。保阪のレクチャーには数々の参考文献についての言及があるので、これは大いに参考になる。堀栄三の話、あるいは小野田伸についての話にしても、すべて保阪の口から出ている。
 そして今度は日暮𠮷延が東京裁判について語るレクチャーがあるというので、それを申し込んできた。彼はどちらかというと勝者が敗者を裁く論理を現代新書で語っていたと記憶しているので、どんな方向へ話が行くのか不安な点もないことはない。粟野憲太郎とのスタンスの違いがどこにあるのかを知りたい。ジャズ・ヴォーカルについては諸般の事情によりやめることにした。

スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ II

スティーブ・ジョブズ II

 その帰り道に紀伊国屋近くのビルの中にできたBookOff新宿東口店に寄った。講談社のジョブスがハードカバーが二冊で2,100円であった。多分ブックオフだったらあるに違いないと思った。買って自炊しようと持って帰ってきた。まだ一度も開かれた形跡のないものだ。昔から不思議でしょうがない。なんでこんな本が出るんだろう。
 つまみ読みのつもりで最初の部分を読み始めたらなるほど、これは結構面白いかも知れない。Mac使いとしての興味も確かにあるのかも知れないけれど、ジョブスの特異性が良くわかる。どうしようかなぁ、このまま自炊するか抱えて読むか。
 誰かがいっている。デジタルデーターは落雷やらその他の事故で簡単に壊れてしまうし、媒体がどんどん変わる。しかし、紙に印刷したものは日本の古文書がしっかり残るように、中途半端状態でも残るけれど、デジタルはゼロになってしまうと。
 いつも鞄に入れているはずの折りたたみ傘を前日玄関に放り出していたので、途中の雨にやられて無印の折りたたみを買った。軽くはないがしっかりしている。
 とても久しぶりに紀伊国屋の地下にあるうどんの「水山」に入って長崎チャンポンを食べた。九州の友人にいわせるとこんなに野菜が入っていないのはちゃんぽんじゃないんだそうだ。随分来ていなかったけれど、メニューが随分変わったのと、肝心のうどんが昔ほどの感動を呼び起こさない。こしも何もない、ただのうどんになりはてていた。もうここの地下の食堂は魅力がない。何軒かカレーの店があるのだけれど、私は外ではカレーを食べる習慣がない。とんかつの和幸があるけれど、あの店にはカツ丼がない。一軒面白そうな店があるんだけれど、いつ通りかかっても満員で入るチャンスがない。