融資

　ワシントン−ボルティモア間のたった60kmのリニア新幹線工事の為に日本は米国に対して総工費の半額、5,000億円を国際協力銀行を通じて融資するという提案をしているんだそうだ。
　驚き呆れてものがいえない。そもそもたった60kmにリニアを走らせる愚というのはあるけれど、これはワシントンーボストン間の一環だというから良いにしても、たったそれだけの距離を建設するのに1兆円かかるという愚かさ。そしてその資金の半分を日本が融資するというのはそのあとの工事もすべて受注できるだろうという読みだとしても、これで誰が儲かるのかといったらリニア関連のメーカーという非常に限定された企業だけの話だ。限定された私企業の為に公費を使って融資するのだ。なんの為に消費税を増税するのかと思ったらそういうことなのかね、アベシンゾーよ！この国の国民は君の奴隷なのかね、アベシンゾーよ。