最終金曜日なので朝生があるんだなと思っていたのに、午前1時25分に回してみると、候補者が全員首を揃えて討論するのかと思ったら、ひとりひとりに田原がインタビューするものだった。宇都宮健児に田原はたたみ掛けていて、時々宇都宮が立ち止まり、そのまま押し切られるのかと思ったら、口を大きく開かずにぼそぼそと反論していた。途中で眠くなって気がついたら朝5時で終わっていた。
BS NHKでは『戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 第8回「山形 高畠」』1月25日(土)午後11時から放送したものの再放送をやっていた。上和田地区の有機農業研究会の話を取材している。星寛司さんの特徴のある喋り声が聞こえてきたので、思わずチャンネルをとめた。
2000年の夏休みがもう終わろうとする9月の初旬に、私の先生のゼミのゼミ合宿があって初めて高畠にいった。それから確か3-4年連続してそのゼミの夏合宿は高畠で開かれ、そのうち一度は明治大学の農学部の学生たちとも一緒になった記憶がある。上和田地区の施設となっている大きな一軒家で星さんのお話をお伺いし、様々な難しかった有機農業の話を切々とお話し下さったことを久しぶりに思いだした。
あの時一緒だった学生たちは今では30代半ばにさしかかっているはずだけれど、彼らの心の中に高畠はどの様に映っているのだろうか。