ほぼ足りてまだ欲 その先

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意欲

 今日は某旅行代理店の説明会に行った。別に行く気満々で行ったんじゃなくて、2千円払えば弁当付きの隅田川水上バスに乗れるというのでいった。説明会が「リヴァー・クルーズ」がテーマだったからだ。欧州の著名な川(ライン、ドナウ、エルベ・・・)には年がら年中平べったい船が走っていて、一週間や、長いと2週間もかけて川を上り下りするクルーズがある。不思議なことに乗客の半分くらいはほとんど米国人客で、一年前からどんどん埋まっていく。もちろんシーズンは春から秋にかけての話だけれど、今や冬でも、各地のクリスマス・マーケットを巡ると称して実施されている。自分では行く気はないが、話の種に出かけた。
 水上バスの船に乗ったのはもう随分昔のことだ。かつては浅草の雷門の前に折りたたみの椅子を持って、袢纏を着た、如何にも地方から出てきて就職しました感満載の青年が手持ちスピーカーを持って「水上バスをご利用ください!浜松町まで一直線、川風を満喫できます!」と客寄せをやっていたけれど、今じゃそれどころか、吾妻橋の袂の新装なったターミナルでお客が列を作っている。尤も昔は川も今ほど綺麗じゃなくて、夏になると臭ったものなぁ。
 前から目についていた松本零士が名付けたといわれるホタルとルナからきた「ホタルナ」という船に乗った。実に格好が良いのだけれど、今日は部分的にあるデッキにも出してもらえないものだから、見晴らしがよろしくない。だから、くぐる橋の全景も見られないというわけで、なかなか難しい。それでも中はかなり広々としているから貸し切りパーティーもできるといっている。
 最初からの予定だとお弁当付きだったのだけれど、水上バス側が持ち込みのお弁当を食べるのはやめて欲しいという話だったといって、人形町の今半のお弁当は吾妻橋についてから渡されるというわけで、おなかが空いておなかが空いて。