集合住宅の修繕委員会が近づいてくる大規模修繕に向かって毎月集まるようになってきている。昨日は廊下（うちの集合住宅は廊下は外気に晒されている）の床に敷いてあるいわゆる長尺シートの劣化具合と、その他の共用使用部分の点検を各階にわたって行った。甘く見ていたんだけれど、結局なんと4時間もかかってしまった。
驚いたのは私は自然にシートそのものが収縮して、割れたところが出てきているんだと思っていたのだけれど、あとでメンバーから聞いた話では新築時にシートを貼った時に入ってしまった空気を抜くために、鋭利な刃物で入れたスリットがシートが硬化して収縮するときに割れてきてしまうのだというのですよ。あぁ、そうか、そうじゃなきゃこんなに割れるわけないかぁ〜！
角が硬化してめくれてきてしまっているところが何カ所か出てきているのだけれど、丁寧な仕事だとそこに端末処理をしているらしい。こうして細かく見ていくと、実際の現場仕事は上手くいっているところと失敗しているところがはっきりする。
どうしてダクトの吐出口がこんなところに設定されているんだろうか、という疑問とか、このうちはどうしてこんなところにこんなことをしているんだろうか、という疑問が湧いてきたりして、自分のうちのことだけしかしらないと見つかることがいくらでも見つかる。
