豪州の国勢調査というのは5年ごとに行われる。今日がその日だ。日本の国勢調査と異なるのはこの日その家にいる人全員を、国籍がどこの人間であろうと記録するというやり方だという点だろう。
しかも、選挙で棄権したら罰金だという豪州らしくて、国勢調査も、ちゃんと参加しないと罰金になることがあって、最高罰金額は1,800ドルになるというのは驚きでしょ？それくらいデーターが重要だということを示している。
日本は学校での君が代斉唱や、リオのオリンピック開会式で、スマホで撮影しちゃダメだというような一斉行動が好きなくせに、こういうことには、選挙も国勢調査もいい加減だね。
今年からは豪州の国勢調査はネットでの参加が認められている。日本ではもう既にこれをやっているけれどね。
移民の国は、この国勢調査の結果を使って、固有の言語によるサービスが実施されたりするので、大いに影響がある。
移民の国ということで思い出したのだけれど、介護、看護の担当者への参考資料として、それぞれの出身国、地方によってどんな個性を持っているのかというものまで今を去ること、20年ほど前に既に完備されていて、驚いたことがある。
