ほぼ足りてまだ欲 その先

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映画

 「シン・ゴジラ」と「君の名は。」のおかげで映画の東宝は今年もまた営業利益は減益の予想から一転して、3年連続で過去最高だということだ。ますます社長、副社長の鼻息が荒いんだろうと思うと誠におめでたい。バブル絶好調の頃、まだ若かった彼らと良く吞んだことが想い出される。
 今の若い人たちは圧倒的に日本映画なんだそうで、私から見ると本当に昔日の感なしだなぁとなんだか不思議な気がする。私がこれまでに見た邦画といったら数えられるほど少ない。しかし、子どもの頃は一方的に邦画だった。なにしろ一番近い映画館は東映だったし、松竹がその次くらいだったけれど、東宝の映画は森繁、三木のり平絶頂期の頃だけだったような気がする。
 どうして邦画に食指が伸びないのかといったら、まず、今のアニメ映画をほとんど見ないということがあるし、他の映画にしても枝葉末節のことが気になるし、多くの場合、たまさか見たら、脚本のずさんさがとても気になったりして、単純に楽しめなかったことにあるといって良いかもしれない。