参りましたなぁ、今朝の地震には！
実はちょっと寝たらすぐに眼が覚めてしまい、しょうがないからテレビがなんかやっていないかと探したらCSでNFLのGreenBayとWashingtonの試合をやっていた。なんとも風の強い試合で、FGを外す。なんでも先週の日曜日は各地の試合で12本ものFGの失敗があったんだそうで、これは記録だといっていたけれど、面白い記録をアメリカのスポーツはとっているものだ。
そんなこんなをお茶を見ながら飲んでいるうちにWOWOWがイギリスとアイルランドの合作映画、ジミ・ヘンドリックスの「JIMI：栄光への軌跡 (Jimi: All Is by My Side)」なんという2013年の映画をやっていた。勿論演奏場面はめちゃくちゃ（音は原音）で、出てくる実名のミュージッシャンも役者がやっているのだけれど、それぞれが雰囲気が出ていて、その気になる。ジミ・ヘンドリックスのマネジャーになる、元アニマルズのベース、Bryan James "Chas" Chandler役はAndrew Buckleyという男だけれど、身長といい、顔つきといい（多分化粧を施しているのだろうけれど）かなりチャス・チャンドラーの雰囲気そのままだ。ビートルズの連中、ストーンズの連中も出てくるけれど、それらしい。しかし、いかんせん金がかかっていないのか、貧乏くさい雰囲気がしないでもない。ハリウッドがやったら相当雰囲気違っただろう。
- ジミ・ヘンドリックスに関しては「炎のギタリスト ジミ・ヘンドリックス (2000)（原題 HENDRIX）」という映画もある。
てなものを見ているうちに、なんだか揺れた気がしたのが朝5時50分ほどだっただろうか。ネット上でなかなか地震情報が捉えられないなぁと思っているうちにそれは来た。少し又揺れたじゃないか、と思ったらグワァ〜ン！ときて、思わず立ち上がり、大きな声で「地震だ！」と叫びながら玄関に走っていった。扉を開けて、外への逃げ口を確保したところで、普通の地震だったら収まる気配を見せるものなんだけれど、これが全然収まりかかるどころか、かえってより揺れが大きくなりそうな気配に、「大きいぞ！」といいながら玄関へ通じる通路に立っている書棚を押さえつける。実際、3.11みたいな地震が来たら私の力で押さえつけることができるのかといったら大層疑問だけれど、無意識にそうしていた。そのうちテレビをつけると「すぐ、逃げて！」の赤い文字が映っていた。一番最初に思ったのは、海岸ぺりにある原発のことだった。放射能や汚染水が開放されちゃったら大変なことになるぞと。
