【水原(韓国)共同】25日に韓国の水原で行われたサッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の水原―川崎で、川崎サポーターの男性2人組が旭日旗を掲げ、これに反応した水原サポーターが試合後に川崎側の観客席の出口をふさぐ騒動があった。
事実確認した川崎によると、男性2人組は試合中に旗を没収され、両クラブから事情を聴かれた。観客席から出られなくなった他のサポーターは川崎のスタッフらの誘導で帰路に就いた。
試合は川崎が1―0で勝った。
朝日をかたどった旭日旗は、戦前は日本の陸海軍旗として使用された。(共同通信2017/4/26 00:06)
下手したらこんなところから戦争が起こらないとも限らない。過去の歴史を見ると、そんな程度のことでも本当に起きている。多分フロンターレのこのサポーターは、日本でも平気であの旗を掲げてヘイトデモをやっている連中がいるんだから、かまわない、なにを怖がっているんだ!位の乗りでやったのかもしれないけれど、冗談では終わらない。
これが安倍晋三が先頭を切ってやってきたことの結果だ。鎖国をして、サッカーチームといえども国から出て行かないという前提ならなにをやっても良いかもしれないけれど、世界とともに歩むということはそういう価値観では通らない。
慰安婦を軍が用意したことはないとか、植民地だったからここまで来た、というような歴史を修正する発想、行動がいったいなにを意味しているのかを知らなくてはならない。
いい歳をした大人が、北朝鮮を先手を打って攻撃することも「専守防衛の一つ」だ、なんてうそぶくような社会がこうした傲慢で無知な人間を育てる。