ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

おとぼけ

 なぜ今治加計学園に決まったのか。そこに至る大事な部分だから、資料を出せと森ゆう子が昨日の参院農水委員会で、政府に迫る。ところが内閣府副大臣は「政策決定の途中段階にあるから質問には答えられない」と繰り返す。
 内閣府による木曽功内閣官房参与との面談について聞く。その答弁は30分間にわたり木曽に説明したが、記録がないので詳細は明らかでないと逃げる。加計学園理事で内閣官房参与だった木曽功がどんな民間団体の役割をしているのかについては知らなかったという。しかし、ここでその内容についても説明した。その時点で木曽功参与はどんな背景を持っている人だと思っていたのかと森が聞く。内閣府佐々木事務局長は以前ユネスコ特命全権大使だと知っていた。だから産業遺産に関することに関わっておられると説明。しかし、加計学園の理事で千葉科学大の学長だったとは全く知らなかったという。そうだとしたら、それは職務怠慢ではないかと森が言うのは理がある。利害関係者に対して説明したということになる。決まってもいない、もうすぐ決まるかもしれない事項に関して内閣府が説明したことになると森がつめる。
 内閣府は一般的な特区のことに関して説明したと言い張る。それでいながら記録はないと(ここでも記録がないのか!?)言い張る。当時、木曽が加計学園の理事、つまり利害関係者だったことについて結果として政府の人間として間違っているってことだ。
 森友の佐川財務局長のデジタル記録は自動的に消えるという主張もさることながら、こいつらは国民を舐めている。
 いつ、誰が安倍晋三にその結果を説明したのかという森の質問に対し松本洋平日本会議内閣府副大臣の答弁には笑った。「しかるべき人がしかるべき時に説明をしました」といったのだよ。バカか、こいつは。