ほぼ足りてまだ欲 その先

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「季刊清水」

 ここでもたびたび書いているけれど、清水の戸田書店が「季刊清水」という本を出している。実は季刊でも何でもなくなっていて、毎年の年末にかろうじて一冊を出して、細々と続いているという「季刊誌」だ。
 今のところ、私と、私が8年半を過ごした清水とをつないでくれていると言っても過言ではないかもしれない。この季刊誌を知ったのはその編集にも携わっておられる方のブログを読むようになってからのことで、近頃の清水がどんなに変化しているのかはこの方が時々帰郷することからうかがい知ることができる。
 49号の表紙を戸田書店のサイトで見たときに、「アメリカ軍の将校として生きた日系人の話」という一項が見えていて、江口敏郎さんという方が書いている。いの一番にこれが読みたかった。遠藤一郎という三保出身の人がアメリカ生まれの日系二世で、やっぱりMISの将校として戦後日本に進駐し、今でもカリフォルニアに健在だという話だ。彼はいずれかのrelocation centerに収容されたのだろうか。
 大事に大事に第二のふるさとからの便りとでもいうような記事を読んでいこう。