最初からわかっていたことだけれど、トリクルダウンなんて嘘っぱちばっかりだった。だからといって法人税をめちゃくちゃに下げてきた。この上自民党はまだ法人税を下げるといっている。ここまで何が起きたのかといったら大企業が内部留保して、労働者からも、下請けからも搾取しているということだ。
賃金報酬を増やさないことには個人消費は増えない。しかし、ただ単に賃金が増えたとしてもそれが消費に回るかといったら、それも確たるものはない。なぜかといったらもしもの時の為に人はこれを控えようとするからだ。ならばどうするのかといったら、高齢になって今後どうなるかわからない人たちから消費へ導かなくてはならないわけで、これを考えれば良い。ここに答えがある。
しかし、自民党政権はそんなことに手間暇をかける気はない。なぜかといったら、これが功を奏するにはそれなりの期間を要するからだ。結果が出るまでに自分の政界寿命が尽きると思っている。実際には三本の矢なんていっていてもなにも結果が出ないんだから同じようなもので、これが単なる時間稼ぎの与太だというのは既にそっちの結果が出ている。
もうそろそろ分かっても良い頃だけれど、そのタイミングで選挙だとしてしまってどさくさにまた時間が稼げると思っている。そして、稼がれてしまう。
自民党の単なる分派でしかない希望の党なんてお遊びで時間を稼ぐ。地道に活動する連中にちゃんと気がつかない選挙民が悪い。
