ほぼ足りてまだ欲 その先

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選挙

 今度の選挙はこの国の歴史上からいっても大変に重要な選挙になるでしょうねぇ。内閣支持率が雪崩を打つように崩れてきたところが、北朝鮮のミサイル騒ぎを過大に大騒ぎすることによって盛り返したところです。
 しかも、民進党が崩壊して、選挙対策どころではないという印象をマスコミを通して国民一般に浸透させることに成功していますから、このまま選挙に突入したら、間違いなく自民党公明党、そして日本維新を合計したら2/3の議席を占めることに成功すると思います。それはひとえにマスコミの力によるものでございます。
 今、加計学園森友学園の件を持ち出しても、一般国民の目にはもう飽き飽きした事件で、むしろ北朝鮮のミサイルが落ちてきたらあっという間にこの国はやられてしまうんだ、物理的に崩壊してしまうんだぞ!という危機感の方が募ります。実際には北朝鮮にとってそんなことをしたら、とんでもないことになるのは目に見えておりますから、あり得ないことですが、「断固許すことが出来ない」行為であると菅も安倍も、ここぞとばかりに力を込めております。
 実際には加計学園汚職事件にしても、森友学園国有地不正売買事件にしても、とんでもない事件で、安倍晋三が関係した個人、団体が絡んでいるのはもはや誰も疑うことはないでしょう。
 それなのに、勝敗が決まっているからといって、多くの国民は棄権します。この国の選挙では「意味がない」といって棄権することが常識化しています。それが実はただ単にマスコミ攻勢に踊らされているだけであっても、ムキになって選挙に行くのはダサい、共産党や、悪の権化、金を騙した小沢一郎なんかに入れてたまるかということになっています。
 2/3の議席を自民+公明+維新で占めると、すぐさま消費税は10%に上げられ、日本国憲法はなし崩しに壊されていきます。自衛隊は軍隊になり、軍事費の予算に占める割合は一気に高くなります。その結果何が起きるのかといったら、物価は高騰し、社会保障は一気に軽くされてしまいます。これまでも消費税が上がれば社会保障に向けられると宣伝してきたけれど、全く嘘でした。
 軍事国家となって、大企業の為の社会となり、つまり金持ちが金を占有するという社会がやってくる。「まさか、そんなわけないよ!」といって、もう既にここまで来てしまいました。
 今度の選挙は自分で自分の首を絞める選挙となります。
 麻生太郎がいってしまったように、ナチスの手法にならって、じわじわと軽井沢に別荘を持っている連中でこの国を山分けにしていきます。