ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

図書館行脚

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 全ての隣接する区の図書館利用券を作る、という構想は、雲ひとつ無く晴れ渡った本日、完結を見ることと相成った。といっても自分の区を入れて6区である。利用券は大別するとふたつのタイプに分かれる。本人の名前を入れたものとそれがないというもの。今自分が借り出している資料名とその返却日が利用カードに表示されるという先進的なものはわが区のものだけで、あとはウェブ上で確認するか、借り出した時に渡される感熱紙でわかるだけ。
 一番気になるウェブ上のopacでは一番旧式なのがわが区だけで、他の区のopacは実にわかりやすい。多分それは新しいタイプで、同一方式で作られていると思われる。多分業者が同じなんだろう。
 借りだし冊数の制限は本当にまちまちで、他区の利用者に対して制限を加えているところもあるけれど、全く条件が変わらないという太っ腹な区もある。
 施設としてもっとも素晴らしいなと思ったのは、墨田区立ひきふね図書館だろう。新しい施設なので、これは当たり前といったら当たり前だけれど、多分所蔵資料数としても区立の図書館の中ではぬきんでているかも知れない。この比較は、それぞれの区の中心となる図書館を比較しないとフェアとは言えないだろう。
 ところで東京都だけではないけれど、一地方の図書館を横断的に検索することができるウェブサイトがある。「カーリル」というサイトである。これで検索すると隣の区にあるか、ないかがおおよそわかる。
 自分の区の図書館から他の区の蔵書を借りると、とんでもない「性悪説」による利用者職務質問に引っかかるのに、むっときて、こんな手立てを発見した。こっちは都バスを駆使すれば格安で移動できるんだから、利用しない手はない。

 本日は立川志の輔の落語と今はなき、柳家喜多八の落語を借り出した。