ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

予定は変更されることがある

友人が日比谷公園の紅葉も綺麗だよ、というので、見に行きたい気持ちに駆られた。
入場料もないしね。
地下鉄に勇躍乗ったと思し召せ。
途中で、この地下鉄の経路を辿っているうちに、ふと気がつくと、この時間なら、日本橋というか、室町の日本橋弁松総本店の「ランチ弁当-650円」がまだ買えるんじゃないか、と思った。
辨松の弁当で千円以下で買えるなんて、滅多にあるこっちゃない。
それに、確か今はまだ、日本橋の「静岡キャンペーン」をやっているはずだ。
それは日本橋の様々なお店で、静岡から提供される食材を使った料理を提供するというものだというのだ。
人形町で地下鉄を降り、玉秀の脇を西へ向かい、江戸橋の東側を通って辨松に向かうと、店の前にご老人が立って呼び込んでいる。「し、静岡の!」といって買った。初めてランチ弁当を入手した瞬間だった。
こんなタイミングで弁当を手にしてしまったのが、大失敗。
こっからさき、ずっと弁当をぶら下げて歩くことになってしまったので、これが厄介。

f:id:nsw2072:20211130002211j:plain:w360:left 書店「タロー書房」で苦心惨憺の挙げ句、ようやく澤田大樹記者の著書を入手。
こんなに手を煩わせてしまったので、もう一冊探している本をお願いするには気の毒になってしまった。
ここの本屋さんのキャッシャーはどうも非正規の方のようで、負担をおかけすると、レジに並ぶお客さんにも迷惑がかかるような気がしてしまう。
やっぱり、丸善に行く方が気が楽だし、本の揃い方も満足する。
多分こうして中小規模書店の利用者が減って、書店が消えていく、ということになるのだろう。

弁当を抱えてしまったので、帰り道に無印によって、無香料・無着色の浴室用洗剤を買っただけで終わりにする。
近頃の洗剤は台所洗剤にしても、余計な香りがついていて、鼻についてしょうがない。


f:id:nsw2072:20211130002125j:plain:w360:right 辨松のランチ弁当は、揚げ物の陰に薄っぺらい黒はんぺん、これじゃ、香りも歯触りもわからない、が入っていて、良く見るとご飯の上にしらすがのっている。これが「静岡」なんだろう。トホホである。黒はんぺんは、小学校の頃、よく給食に出た。黒はんぺんだけではなくて、その上に野菜の餡が乗っていたものだ。トホホなのはもう一点。ご飯である。通常の辨松のお弁当は冷えてもご飯が美味しいのに、このお弁当のご飯は電子レンジで温めても、美味しくない。古い気がする。断っておくが、通常のお弁当は決してこんなことはない。