アメリカの国務長官を務めたHenry Alfred Kissingerは名前からも分かる通り、ユダヤ人だけれど、彼がドイツ人だったことを私は知らなかった。ドイツ名をHeinz Alfred Kissingerというそうで、1938年にアメリカに移民。1943年に帰化したのだそうだ。彼が15歳くらいの時に移民したことになる。
だからベルリンの壁崩壊後、ドイツが東西の統合を果たしたのちに、ヘンリー・キッシンジャーがアンゲラ・メルケルと会って意気投合したという話に納得がいく。それまでユダヤ人のキッシンジャーとメルケルのつながりが理解できなかった。