ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ノートに

書棚を整理していたら昔のメモ帳が見つかり、そこにいたずらがあった。

「驟雨きて 巨石を前に 立ち尽くす」 2007.06.27 @Stonehenge

物事をよく知らなかったものだから、実にくだらないpacked tourに参加した時のものだな、これは。
添乗員の若いねぇちゃんがまるで自分もツアー参加者みたいだった。
これまでに参加したpacked tourではもう一人、2014年に参加したドイツの旅の添乗員が酷かった。
「私はもう世界中あちこちいってんのよ」を誇示するために添乗員をやっているかの如くだった。
現地の案内人の方が、大変由緒ある古い教会の説明をしている横で「もうこんなこといい加減でいいのに」と言い放った。
その後、その旅行社のツアーに参加する度に、添乗員がそいつでありませんようにと祈った。
そうそう、その種のツアーでいうと、一番参ったのは、参加者の中に糖尿病の大変に重い人がいて(後で聞いたらインシュリン注射をしていたという)、にも関わらず他の健康な人と一緒になって飲み食いをしてしまう。すると翌朝現地の病院に二度にわたって担ぎ込まれるという大惨事。添乗員はその人のアテンドに取られ、現地案内人の癖のある英語説明を通訳することになってしまった。こういう時、日本人は自らそれを買って出る人はいない。しかし、添乗員が勝手に私にその役割を振ってきた。他に英語が使える人がいるのかいないのかわからないまま、私は不十分な通訳の役割に翻弄された。良い恥をかき、自分の旅は何が何だかわからなくなった。添乗員が自費でなのか、会社から金が出ていたのか知らないけれど、何か小さなお土産をもらったことは覚えているが、会社からはその後一切なんのご挨拶もなかった。